今日から始める食費の節約術!賢い食材の買い方や支払い方法を徹底解説

今日から始める食費の節約術!賢い食材の買い方や支払い方法を徹底解説

家計の中でもかさんでしまいがちなのが食費です。人間は食べないと生きていけないですし、食事には楽しみもあるので、ついつい出費を重ねてしまいがちですが、食費を削減できれば家計はガラリと変わるもの。

一方で、食費を節約する方法がなかなか定着しないのも事実です。どうしたら食費が節約できるのかが分かりにくいですし、それを徹底し、続けていくのが難しく、「いつもすぐに元に戻ってしまう」というパターンを繰り返した経験は誰しもがあるでしょう。

そこでこの記事では、「今日からできる簡単食費節約術」をテーマに、誰にでもできて続けやすい方法を紹介していきます。食費の節約で家計を改善し、お金を有意義に活用していきましょう。

食費の削減で家計は大きく改善される

人間にとって食事は生きていくために必要なものなので、お金をかけるのは当然のことです。

だからこそ、好きなものを食べ、好きなように買い物をしたくなってしまうものですが、食費を意識せずに生活をしていると、家計を大きく圧迫する原因になってしまいます。

消費支出の中で「食費」は圧倒的

では、具体的に食費は生活費の消費支出の中で、どの程度の割合を占めるものなのでしょうか?

参考までに、総務省が定期的に実施している「家計調査報告」を使って、以下に具体的なデータを示してみました。

費目 金額
食料 80,313円
住居 16,963円
光熱・水道 17,099円
家具・家事用品 14,420円
被服及び履物 8,957円
保険医療 13,960円
交通・通信 39,465円
教育 7,479円
教養娯楽 24,733円
その他 44,320円
合計 234,421円

出典:家計調査報告書 2021年(令和3年)7月分 – 総務省

こちらのデータは、2021年7月の二人以上の世帯における各消費の平均額を出していますが、食費が圧倒的に高いことがわかります。割合にして34.2%と、全体の3割以上を食費が占めていて、次に大きい「交通・通信費」と比べて2倍程度高いです。

もちろん、これは世帯ごとに異なるものですが、世帯の人数や構成に関わらず、食費の割合が最も高いのは共通しているはず。だからこそ、食費の節約は家計を改善する大きなきっかけになるのです。

収入に占める食費の割合をエンゲル係数と呼びますが、これをどれだけ下げられるかで、家計への圧迫感は大きく変わります。

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多くの方は「食費にたくさん使ってる気がする」と漠然と考えていたと思いますが、データ化するとその傾向が顕著に現れてきます。「ウチはもっと使ってるかも」と焦りを覚えてしまう方も多いはずです。

食費がかさんでしまう理由

では、どうして食費がここまで家計を圧迫してしまうのでしょうか?その理由には、主に以下の3点が存在します。

  1. 三大欲求の1つだから
  2. 計画的に使うのが難しいから
  3. 相場が流動的だから

どれも大切なポイントなので、順番に確認していきましょう。

1:三大欲求の1つだから

食費にお金を使ってしまう理由の1つに、食べ物を食べることが「三大欲求の1つだから」といったものがあげられます。

当然のことですが、人間は毎日しっかりと食べることで健康的な生活を送れるので、食費にお金をかけることは全く悪いことではありません。したがって、先程のデータは、ある意味で「当然のことを示している」とも考えられます。

しかし、食事には同時に「娯楽」としての性質もあります。

  • 今日はいつもと違うお肉を食べたい
  • CMでやっていた新商品を食べてみたい
  • 外食でちょっと贅沢したい

このような欲求には、「食べて生きる」という意味合い以外にも、「楽しむ」要素が入っていることは間違いありませんし、誰しもが抱く欲求でもあります。

この欲求自体は決して悪いものではありませんが、積もり積もって食費を肥大化させ、家計を圧迫している側面も先ほどのデータに反映されているはず。

したがって、食費を上手に節約するためには、このような欲求と折り合いをつけ、「適度に満たして、適度に我慢する」というスタンスが大切です。

2:計画的に使うのが難しいから

食費がかさんでしまう背景には、「計画的に使うのが難しい」点も関係しています。

普通の生活をしていれば、食費は1日に3回、確定で発生するものですが、病院食のように「どの時間に何を食べるのか」が100%決まっているわけではありません。

「何を使って、どのように料理し、いつ、何人で、どの程度の量食べるのか」が不透明なので、1週間分はおろか、1日分の食材ですら細かに計画しておくのは無理があります。

また、「その時の気分」も絡んできてしまうと、事前に計画性を持って食費を使うのは至難の業。だからこそ、「とりあえず」の気持ちで買い物をしてしまい、結果的に食費がかさんでしまうのです。

3:相場が流動的だから

何かを節約するためには、「できるだけ安く買う」ことが非常に大切ですが、ご存知の通り、食料品の価格は「〇〇円」と決まっているわけではありません。原材料の値上げや不作、季節性需要などで価格が簡単に上下するので、「低く抑え続ける」には情報を常に入れておく必要があります。

また、その日、その時間ごとに安く買える場所がガラッと変わってくるのも食料品の特徴です。

したがって、理想をいえば、食品ごとの最安値で買い物をしたいものですが、日々の生活に追われているとそんなことは絶対にできません。

だからこそ、手軽に通える割高なスーパー、さらにはコンビニで買い物を済ませてしまい、結果的に食費を圧迫している可能性があります。

簡単に削減できるのも事実

このように、家計の中でも食費は「高くなるだけの理由」が多くあるため、どうしてもかさんでしまうものです。しかし、これは「工夫次第で低く抑える余地がある」ともいえます。

例えば、家計の中でも家賃や水道光熱費などの固定費は、削減のハードルが非常に高いです。簡単に引っ越すわけにはいきませんし、地球環境の変動により、エアコンを使わない生活は無理があります。

また、最近はリモートワークなど、おうち時間がどの家庭でも増大しているので、光熱費の削減は実質不可能な家庭も多いはず。

一方で、食費を節約するには、わざわざ引っ越す必要もありませんし、暑さや寒さを我慢する必要もありません。「知っているだけで大きな節約になる」ことが盛り沢山なので、他の支出よりも節約がしやすいのです。

したがって、家計の状態を改善する上では、まずは食費から目をつけていくことをおすすめします。

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食費が家計の中で占める割合は非常に大きいですが、節約の余地が大きいのもまた事実です。光熱費で5,000円節約するよりも、食費で5,000円節約した方が圧倒的に楽チンなので、上手に節約するためにも食費の節約術を知っていきましょう。

今日から始められる食費改善方法

ここからは、誰でも簡単に、今日から始められる食費の改善方法を解説していきます。食費の節約方法には本当に色々なものがあり、専用の書籍やWebサイトも多数見られますが、中には実践するのが難しかったり、その場限りで終わってしまうものもあります。

これでは長期的な節約にはならないので、「以下の3点に絞って簡単に、効果的な方法」をまとめてみました。

基本編
食費を節約する上で必要な考え方や行動
買い物編
買い物をするときに意識したいこと
支払い編
支払いをするときに意識したいこと

上から順番に目を通していけば、スムーズに理解できる内容となっています。

基本編

まずは食費の節約をする上で必要な考え方や行動を知る「基本編」です。

この基本さえ押さえておけば、特別なことをしなくても自然と食費が減っていく可能性すらあります。ラインナップは以下の通りです。

  • 「切り詰める」意識を持たない
  • 献立ではなく「作り置き」で計画性を持たせる
  • 家計簿アプリで食費を「見える化」する
  • 外食費は別枠で管理する
  • 冷蔵庫を「節約仕様」にする

順番に解説していきます。

「切り詰める」意識を持たない

食費に限らず、節約をする上で最も大切なことは「切り詰める意識を持たない」ことです。

世間的に見れば、「節約」の2文字にはネガティブな意味合いが込められています。やりたいことを我慢し、常に何かと戦うプレッシャーにさらされるので、大抵ストレスに押しつぶされ、「リバウンド」をして浪費。結果、逆に支出が増えるなんてのはよくある話。

こうなっては本末転倒なので、ストレスを抱えないよう、「切り詰める意識」を持たずに節約に取り組むことが最も大切です。

よくある失敗パターンは、以下のような「やり過ぎ」です。

  • 今月から食費を「半分」にしよう!
  • 外食をゼロにしよう!
  • 安い食材だけを食べよう!

もしこれが簡単にできるなら、節約術なんて一切必要ありません。しかし、人間の欲求はそう簡単に割り切れるものではないですし、世の中には欲求を刺激する情報が溢れているので、ほとんどの方は途中で挫折してしまうことでしょう。

したがって、極端なことは一切せずに、気長に、ゆっくりと、段階的に取り組む意識を忘れないでください。

献立ではなく「作り置き」で計画性を持たせる

ここからは実践的な内容へと入っていきますが、節約しようとしてやりがちなのが「献立を作る」ことです。

1週間分の献立をしっかりと作成し、それにしたがって食料品を購入していけば、確かに「計画を立てて食費を管理できる」ようにも思えます。

しかし、以下のような理由から、献立を作るメリットよりもデメリットの方が上回る可能性が高いのが現実です。

  • お腹が空かなかったり、食べる気分にならない
  • 急な外食が入る
  • 欲しかった食材が安売りしていない

人間の心や食欲を計画通りにコントロールすることは難しいので、献立通りにいかないと食材が余ってしまい、賞味期限が切れるなどして廃棄することになってしまうかもしれません。また、予期していなかった外食が入ることもあるでしょう。

加えて、安売りする食材は日によって大きく異なるので、節約を志すなら「安売りに合わせて献立を作る」のがベストです。しかし、チラシの情報を考慮した上で献立を作るとなると、それだけで途方もない努力が必要になります。

このように、事前に献立を作るのは合理的ではないですし、効率的でもありません。したがって、「安い食材を組み合わせて作り置き」してザックリとした計画を立てる方が多くの方にとって実践しやすいはずです。

あらかじめ作っておいたものを冷蔵、もしくは冷凍保存し、必要な時に取り出して食べていけば、食欲や気分、外食、セールなどの不確定要素に対応しながら、上手に節約できます。

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「作り置き」は慣れるまで作るのが大変ですが、書籍やインターネットでレシピが多数紹介されています。これを参考にして慣れていけば、節約マスターへと一歩近づけるはずです。

家計簿アプリで食費を「見える化」する

食費に限らず、出費を減らす上で大切なことに「お金の流れの見える化」があります。自分が何にどれだけのお金を使っているのかが目に見えてわかれば、感覚的にお金の動きを把握できるからです。

また、最近はクレジットカードやキャッシュレス決済により、現金を使う機会がめっきり減った方も多いでしょう。現金を使わない生活は便利ですが、「お金を使っている感覚を得にくい」のも事実なので、そういう意味でも見える化が大切です。

そして、お金の見える化をする上では、「家計簿アプリ」の使用がベター。

  • スマートフォンで手軽にできる
  • 品目別に支出を管理できる
  • レシートを撮影するだけで自動入力できる
  • クレジットカードやキャッシュレス決済の履歴から自動入力できる
  • 家族やルームメイトと共有できる

このようなメリットがあるので、スマートフォンを持っているならぜひ活用して欲しいツールになります。

特に便利なのが「自動入力」に関する機能です。ノートを使った家計簿の場合、全てのデータを手で書く必要がありますが、これは非常に手間がかかります。一度は挑戦してみても、なかなか続かなかった方も多いでしょう。

しかし、アプリの自動入力機能を利用すれば、レシートを撮影したり、クレジットカードやキャッシュレス決済を使うだけで、アプリが自動入力をしてくれます。考えただけでも便利な機能です。

また、家族や同居人とアカウントの連携ができるので、グループ単位でのお金の動きを把握できるのも強み。ズボラな方でも簡単に使えるのがウリなので、一度試してみましょう。もちろん、無料でインストールできます。

外食は我慢し過ぎず別枠で管理する

食費で厄介なのが「外食」の存在です。「節約しなきゃ」と外食を控えたくなる気持ちも理解できますが、我慢しすぎるのも体に毒です。ストレスが溜まっていき、リバウンドでお金を浪費する方が経済的にも、心理的にもよくないので、適度に外食をして「ガス抜き」をすべき。

一方で、外食費の管理は自炊による食費とは別枠にするのがベター。なぜなら、食費の中に外食費も入れてしまうと、

  • 外食のために食費を過剰に節約してしまう
  • スーパーでの買い物と外食費が混ざって管理が難しくなる
  • 外食費を抑えようとする意識が働きにくい

このような問題が生じてしまうからです。したがって、あらかじめ「ランチ代は遊興費」「外食には〇〇円」と決めておき、その中で上手にやりくりをしてストレスなく外食を楽しみましょう。

冷蔵庫を「節約仕様」にする

食費の節約で盲点になりがちなのが「冷蔵庫」です。冷蔵庫は食費に直結する食材を入れておく場所なので、冷蔵庫を節約仕様にすると支出を減らせます。

大切なポイントを以下にまとめてみました。

中を把握しやすくする

食費がかさみがちなご家庭の冷蔵庫は、雑多で整理されていないことが多いです。心当たりのある方もいるかもしれません。

冷蔵庫の中が整理されていないと、「いつ買ったものがどのくらいの量、どのくらいの期限で残っているのか」が把握できないので、無駄が生じやすいです。

スーパーで買ってきた後に「まだあったのに」と重複買いしてしまった経験は、誰しもがしたことがあるでしょう。こういったことを防ぐためにも、冷蔵庫の中を把握しやすくしてください。

  • 移し替えた容器にラベルをしておく
  • 中身や残量がわかるように透明の容器を使う
  • 賞味期限、消費期限が近いものは手前に置いておく

このような一手間で無駄が大きく減らせるので、記事を読み終わったらすぐに取り組んでみましょう。

コンパクトにする

食材の無駄を省くためには、冷蔵庫をコンパクトにすることも効果的です。

冷蔵庫だけに限らず、人間はものを置けるスペースがあれば「とりあえず」の気持ちでそこに置いてしまいがちです。余裕があるだけ使ってしまう心理が働くので、無駄を省くためにも冷蔵庫そのものを小さくしてしまえば強制的に買う量を少なくできます。

「今の状態でも足りないくらい」という方も多いかもしれませんが、一度先ほどの「中を把握しやすくする」で紹介したように、冷蔵庫の中を整理してみてください。不思議なもので、「整理する」という意識を持つだけで、冷蔵庫に余分なスペースが生まれてきます。

もしそのスペースが冷蔵庫を小さくできる規模なら、思い切って小さいサイズの冷蔵庫にしても良いかもしれません。最近の冷蔵庫は節電性能が高く、冷蔵・冷蔵技術も大幅に向上しているので、食費の節約以上の効果を発揮してくれることでしょう。

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以上が食費を節約するための「基本編」になります。切り詰める意識を持たず、外食費を別枠で管理し、作り置きで計画性を持たせる。そして、冷蔵庫の中を整理し、場合によってはコンパクトサイズにすることで、食費を節約するための土台が完成します。

買い物編

食費節約の基本を理解したところで、ここからは「買い物」に関する節約術をまとめていきます。ラインナップは以下の通り。

  • 「一店でまとめ買い」をする
  • プライベートブランドを活用する
  • コンビニは本当に必要な時だけ行く

それぞれ順番に解説していきます。

「一店でまとめ買い」をする

食費を節約するために、安い食材を手にするべく、チラシを片手に何店舗もハシゴした経験は誰もがあるはずです。

確かに、食材ごとに最安値で購入できれば支出を抑えられるように思えますが、以下のような「落とし穴」があることも頭に入れておかなければいけません。

  • 各店舗で「ついで買い」をしてしまう
  • 移動に時間とお金がかかる
  • 疲れる

食材を最安値で買うことは大切ですが、最安値といってもせいぜい100円や200円程度、食材によっては数十円しか節約にならないこともあるはずです。

この金額と、「ついで買いのリスクやかかる手間」を天秤にかけると、そこまで気合を入れてハシゴするほどのメリットがあるようには思えません。特についで買いの魔力は非常に厄介で、目についたものをついついカゴに入れてしまうもの。

したがって、基本は「一店でまとめ買い」がベストです。多くとも二店舗に抑えておき、徹底的に無駄を省き、合理的に買い物ができるようになりましょう。

業務用スーパー・コストコがおすすめ

では、どのようなお店を「一店」として選べば良いのでしょうか?お店は地域性によって異なるので一概にはいえませんが、野菜や肉などの生鮮食品は地元のスーパーに任せるとして、

  • 調味料
  • カップ麺
  • 日持ちの良いもの

このような「消耗品」のような性質を持ち合わせるものに関しては、業務用スーパーやコストコなどの大規模ディスカウントショップを利用すべきです。

両者とも「薄利多売」を極めたようなビジネスモデルなので、定期的に足を運び、足りないものを低価格で仕入れておきましょう。

プライベートブランドを活用する

賢く買い物をするためには、プライベートブランドの活用が大切です。ご存知の方も多いかもしれませんが、プライベートブランドとは自社開発の商品を自社ブランドとして販売し、他社の仲介が入らない分、低価格で販売する商品のこと。

代表的なプライベートブランド(PB)を以下にまとめてみました。

企業名 PB名
イオン トップバリュ
セブン&アイ セブンプレミアム
生協 コープ
ローソン ローソンセレクト
マルエツ maruetsu365
西友 きほんのき
ライフ スマイルライフ

プライベートブランドの中でも、最も知名度が高いのがイオンのトップバリュやセブン系列のセブンプレミアムではないでしょうか?どちらも価格を抑えつつ、品質は維持しているので、多くの方に選ばれている優秀なブランドです。

一方で、プライベートブランドと聞くと、「格が落ちる」「美味しくない」といったイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。しかし、プライベートブランドは「完全自社製造、自社販売」ではなく、製造は他社に任せていることがほとんどです。

例えば、セブンプレミアムのパスタソースは、国内大手の「日清」が製造しています。

こちらの画像の中にある「メーカー名」の部分が「日清フーズ」になっていることからもわかる通りです。したがって、プライベートブランドは冠としてセブンイレブンやイオンなどのブランドが付いているに過ぎず、その多くは別の信頼性の高いメーカーが製造しているため、味や品質に問題はありません。

安心して低価格の商品が購入できるので、使わない手はありませんよ。

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スーパーは全国津々浦々、地域ごとに大きく変わるので、以上はほんの一部のプライベートブランドに過ぎません。よく行くスーパーにプライベートブランドがあるかどうか、一度確かめてみましょう。

コンビニは本当に必要な時だけ行く

食料品の買い物で肝に銘じておきたいのが、コンビニの存在です。最近のコンビニは便利ですし、美味しいものがたくさんあるので、ついつい足を運んでしまう方が多いでしょう。

しかし、ご存知の通り、コンビニに売っているほぼ全てのものはスーパーに比べたら割高です。また、あのコンパクトな店内に、

  • 雑誌・漫画
  • 化粧品
  • お菓子
  • パン
  • 冷凍食品
  • 惣菜
  • お弁当
  • ホットスナック
  • お酒
  • タバコ

これだけのものが置かれているので、無駄遣いしない方が無理があります。

このように、コンビニは「金食い虫」なので、本当に必要な時にしか足を運ばないようにしなければいけません。コンビニに行く回数分、節約レベルが下がると考えて、自分をコントロールしてください。

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最近のコンビニはプライベートブランドが充実してきており、一部商品はスーパー水準の価格で手に入ります。こういったものは上手に活用したいところですが、結局「ついで買い」で無駄遣いしてしまうリスクがあるので、足を運ばないのが一番です。

支払い編

買い物編に続いて、お次は支払いに関する節約術を解説していきます。

買い物の方法だけが節約に関係すると思われがちですが、実は「お金の払い方」も節約に関係してきます。ポイントは以下の3つです。

  • 買い物の曜日を固定する
  • ポイントを積極的にためる
  • キャッシュレスやプリペイドカードを使う

それぞれ順番に解説していきます。

買い物の曜日を固定する

買い物編とやや内容がかぶりますが、買い物の曜日は固定した方が節約につながります。固定すべき曜日はよく行くスーパーのお得な日で、代表的なのはイオンの「火曜市」「お客様感謝デー」です。

火曜市は卵や野菜の特売品が並ぶセールで、「火曜のイオンは人がすごい」とよくいわれるくらい、人でごった返しています。裏を返せば、それだけお得に買えるということなので、イオンをよく利用する方は火曜市を利用しない手はないです。

また、毎月20日と30日は「お客様感謝デー」を開催しており、

  • 食料品
  • 医療品
  • 暮らしの品

これらのものがイオン系列のクレジットカードや電子マネーを使うことで「5%オフ」になります。1,000円なら50円、5,000円なら250円お得になるので、決して侮れないセールです。

参考:お客様感謝デー – イオン

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イオンだけでなく、多くのスーパーやネットショップが0や5の付く日にセールを開催しています。この日にまとめ買いをコツコツしていけば、年間で数万円の節約も夢ではありません。

ポイントを積極的にためる

食料品を安く買うことも大切ですが、ポイントを通じて間接的に節約をするのも食費の節約では大切です。最近ではポイントを使ったマネー術「ポイ活」が話題になるなど、ポイントを取り巻く情勢は大きく変化しています。

一方で、ポイントでありがちなのが、このような意見や考え方です。

  • ポイントカードを持ち歩いたり管理するのが面倒
  • 意味がない気がして続かない
  • セコセコしててケチくさいからやりたくない

何をどのように考えるかは人それぞれなので、そこにとやかく言うつもりはありませんが、食費を少しでも節約したいなら、このような考え方は今すぐ捨てましょう。

まず、最近のポイントはスマートフォンでためられることが多いので、わざわざポイントカードを持ち歩く必要はありません。また、ポイントがたまりやすい日にちや曜日を選ぶことで「数%」の節約になります。

「たった数%」と感じるかもしれませんが、2人以上世帯が1カ月に使う食費の平均はおよそ80,000円です。例えば、この食費全てにたった1%のポイントがつくだけで、毎月800円の節約になります。1年間で9,600円、10年間でおよそ10万円です。

また、ポイント利率はお得な曜日を選ぶことで、3%、5%と上がっていくので、5%のポイントがつけば50万円差がつくことになります。

「チリも積もれば山になる」とはまさにこのこと。お金があれば人生が豊かになるので、そのためなら多少ケチくさくなっても問題ありません。自信を持って会計時にポイントカードやスマートフォンを差し出して、ポイントを積極的にためていきましょう。

キャッシュレスやプリペイドカードを使う

ポイントと関連がありますが、キャッシュレス決済やプリペイドカードを使うことも食費の節約につながります。なぜなら、これらの支払い方法を使うことで以下のメリットが期待できるからです。

ポイントの二重取り
店舗ポイントと、キャッシュレス決済に紐づくクレジットカードやプリペイドカードのポイントが獲得できる。
家計簿アプリとの連携
キャッシュレス決済に紐づくクレジットカードの使用履歴をもとに、家計簿アプリが自動入力。
支出の管理がしやすいから
決まった金額をチャージすれば、使いすぎを抑制できる。

最大のメリットは「ポイントの二重取り」にあります。キャッシュレス決済の支払いはクレジットカードからされるので、支払うごとにクレジットカードの数%のポイントがたまっていきます。

また、WAONなどのチャージ式の電子マネー、あるいは店舗や地域独自のプリペイドカードからもポイントがもらえるので、店舗のポイントとの二重取りは節約効果をグンと高めてくれます。

また、家計簿アプリとの連携や支出の管理がしやすいなどのメリットも存在するので、現金に強いこだわりを持っている方も、少しずつキャッシュレス決済に移行しても良いかもしれません。

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一方で、キャッシュレス決済にはデメリットもあります。現金で支払う時に比べて「お金を使った感覚」が得られないので、想定以上の出費になってしまうかもしれません。これが不安な方は、現金とキャッシュレス決済の良いとこどりをした、チャージ式のWAONなどの電子マネーを利用してみましょう。

その他

最後に、これまでの内容で扱いきれなかった食費節約術を「その他」として2つ解説していきます。

ふるさと納税を活用する

食費の中でもお金がかかるのが、「お米」などの主食類です。お米は日本人にとって命ともいえる存在なので、出来るだけ美味しいものを食べたいと思うと、年間で大きな出費になってしまうもの。

お米代の節約方法には色々ありますが、最も節約効果が高いのが「ふるさと納税を利用する」ことです。最近コマーシャルでもよく聞きますが、よく知らない方も多いと思うので、まずは総務省の以下の引用文で概要を把握しましょう。

「納税」という言葉がついているふるさと納税。実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。

一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ですが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

引用:よくわかる!ふるさと納税 – 総務省

少し話が難しいかもしれませんが、要点をまとめると以下のようになります。

  • 全国津々浦々の自治体に「寄附」する制度
  • 寄附したお金は、本来支払うはずだった所得税や住民税の前払いになる
  • 全額ではなく寄附金から2,000円を差し引いた金額が控除される

このように、ふるさと納税は「納税」という言葉が付いているものの、その本質は寄附です。全国の好きな自治体に寄附金を送ることで、「本来、自分が所属する自治体に支払うべきだった所得税や住民税を前払いする(控除される)」ので、結果的に好きな自治体に税金を支払うことになる、これがふるさと納税の実態になります。

これだけ聞くと、「もともと自分が住んでいる自治体に払うはずだった税金を、他の自治体に払っているだけ」のように思えますが、各自治体はふるさと納税をしてもらった方がお金がたくさん手に入る(税収が上がる)ので、「ふるさと納税してくれたらプレゼントあげます」というお礼の品を用意しています。これを「返礼品」と呼びます。

そして、この返礼品を「その自治体でとれたお米」としている自治体が多い点に注目です。

こちらは、ふるさと納税の人気Webサイト「ふるさとチョイス」の中でも、お米を返礼品としている人気の自治体ですが、北海道から熊本まで、非常に多くの自治体がお米を返礼品としていることが分かります。

そして、その金額は15Kgで11,000円や20kgで14,000円、銘柄ははえぬきやコシヒカリなどさまざま。11,000円や14,000円と聞くと「そんなに支払うの?」と思われるかもしれませんが、このお金は「来年、住んでいる自治体に支払うべきだった税金」であることを忘れてはいけません。

これまでだったら「払って終わり」だった税金が、「払ってお米をもらえる」のですから、決して買っているわけではないのです。この話を聞けば、ふるさと納税がどれだけお得なのか、理解できると思います。

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このように、ふるさと納税は知れば知るほどお得な制度です。お米以外にもさまざまな返礼品があるので、自分が欲しいもので節約になりそうなものを選んでみましょう。

ベーカリーなど、自宅で作るのもアリ

節約の基本は「自分でできることは自分でやる」なので、外で買っているものを自宅で作れるようになれば節約になります。

代表的なものが「ホームベーカリー」です。高いものだと2万円や3万円しますが、自宅で色々なパンが作れるので、長年使い続けるほどお得度は上がります。

特に「ちょっと良いパン」を食べる場合、市販の安価なパンよりも割高になり、それが生活に定着してしまうと大きな出費になりがちです。

お米やパンなど主食類は節約の余地が大いにあるものなので、ベーカリーを利用して「手作りパン」に挑戦してみるのも良いでしょう。

まとめ

食費は支出の中でも圧倒的な割合を占めるため、節約をしようと思ったらまず目をつけるべきお金です。

一方で、食事は人間にとって大切なものであり、ストレスを解消する役割もあるため、極端な節制は禁物。記事で紹介した方法を参考に、無理なく節約していきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

節約ライター。好きなものはクーポン券、好きな言葉は半額、嫌いな言葉は消費税。浪費グセを徹底的に見直し、あらゆる節約テクを実践する中で、自身の経験を誰かに伝えたいと筆を取る。「楽しく節約」をモットーに、誰もが楽しんで節約できるテクニックや考え方を分かりやすく解説。